ロックやJポップの世界でも見る機会が多くなってきた邦楽器。
しかしまだまだ純邦楽には可能性があるのではないかという思いからこの『飛鶴/Hizuru』は制作されました。
メンバーは、琴の世界でその名を馳せる吉崎克彦氏の長女であり琴奏者としての活動を行う明日佳。
尺八奏者の田辺領山氏を父に持ち、自身も尺八奏者として様々な活動を続ける田辺しおり。
三味線には、日本各地の神楽や祭礼を取材しその旋法・リズムなどを取り入れた独自の音楽を作り続ける木村俊介。
SaxにはJazztronikやSoil&Pimp Sessions、Kyoto Jazz Saxtet等で活躍する栗原健。
ベースには長年ヴァイオリ二スト葉加瀬太郎氏のサポートを続け、Jazzやタンゴなどのシーンでも活躍を見せる西嶋徹。
コーラスには初期JazztronikのVocalをつとめたYurai。
ギターには、東京のアンダーグラウンド音楽シーンで活動を続け独自のスタイルを貫く井上新。
ドラムにはポップスからジャズまで幅広いシーンの第一線で活躍する波多江健。
DJの沖野修也氏曰く「日本の音楽史に置ける事件なのではないだろうか?」との今作は、今を生きる音楽家による新しい純邦楽で、奇を衒うことなく日本人が日本人らしく音楽を作ったアルバムになっている。